
| アルメニア |
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|国のあらまし|みどころ&アクティビティ|アクセス方法と他国との組み合わせ![]()
旧ソ連南部、東のカスピ海、西の黒海に挟まれたコーカサス(カフカス)地方に、アルメニアはあります。アルメニアと聞いて想像できるのは『美人の国』? それとも『世界遺産の宝庫』? 三方をイスラーム教の国(トルコ、イラン、アゼルバイジャン)に囲まれながら、グルジアとともにキリスト教文化を守り続けた国です。コーカサス地方は気候が温暖であったため、有史以前から人類が住んでいたことでも知られています。アルメニアの旅のはじまりはまず、首都エレヴァン。この街からはアルメニア人が誇りとする名峰アララット山の美しい姿を見ることができます。そう、「ノアの箱舟」が辿りついたとされる山です。現在はトルコ領にありますが、アルメニア人にとっては聖なる山であることには変わりありません。エレヴァン周辺には貴重な世界遺産がいくつもあります。また、グルジアとの国境地方にも世界遺産があります。いずれもアルメニアが世界に誇る聖堂や教会、修道院なのです。4世紀、世界で始めてキリスト教を国教とし、独自の文化と宗教を守り続けたアルメニア、ぜひ、一度旅してみてください。
左から: リプシマ教会、エチミアジン大聖堂、ガルニ神殿、ゲガルド修道院 <以上、全てイメージ>
PALM では、アルメニア現地発着プランをご用意しております。グルジアに抜け、世界遺産アッパー・スワネティで2泊ホームステイをするコースもあります。
| 国のあらまし | |
|---|---|
| 正式国・地域名 | ハイアスタン共和国(アルメニアというのは英語名) |
| 面積 | 約29,800ku |
| 首都・首府 | エレヴァン |
| 元首/政体 | 元首: ロベルト・コチャリャン大統領 政体: 共和制 |
| 人口/民族構成 | 人口: 約3,800,000人 民族構成: アルメニア人が約93%。ほかにアゼルバイジャン人、ロシア人、クルド人など |
| 宗教/言語 | 宗教: キリスト教 言語: 公用語:アルメニア語(独自の文字を持つ)。 |
| 通貨と為替 | アルメニア・ドラム(Dr)。補助単位はない。 紙幣:10、25、50、100、200、500、1000、5000、10,000、20,000、50,000Dr。 硬貨:20、50、100、200、500Dr。 為替レート:1Dh=約0.22円(2005年調べ)。 |
| ビジネスアワー | 官公庁: 月〜金の10:00〜16:00。土・日・祝休。(未確認情報ゆえ要確認) 会社: 月〜金の10:00〜16:00。土・日・祝休。(未確認情報ゆえ要確認) 銀行: 月〜金の10:00〜16:00。土・日・祝休。(未確認情報ゆえ要確認) お店: お店によって異なるので、確認が必要。 レストラン: お店によって異なるので、確認が必要 |
| 時差とサマータイム | 日本より5時間遅れ。日本が正午のとき、アルメニアは午前7時。 サマータイム時は日本より4時間遅れ。日本が正午のとき、アルメニアは午前8時。 |
| 気候と旅行シーズン | 大陸性気候で全体的に乾燥している。夏場の6月〜9月の間は20度を越えることが多い。冬の12月〜2月は氷点下まで気温が下がることがある。夏でも朝晩冷え込むことがあるので、羽織れるものを用意したい。また、この時期は日差し対策も必要。 |
| 電圧とプラグ | 電圧220V、50Hz。 プラグは『C』タイプ。 |
| 電話 | 国際電話は電話局などからかけられる。 *日本からアルメニアへ:国際電話会社番号+国際電話識別番号010+アルメニアの国番号354+市外局番(最初の0を取る)+相手の電話番号 *アルメニアから日本へ:国際電話識別番号00+日本の国番号81+市外局番(最初の0を取る)+相手の電話番号 |
| 水 | 水道水の飲用不可。ミネラル・ウォーターか湯冷ましを飲むほうがいい。 |
| チップ | チップは習慣ではないが、最近普及しつつある。ホテルの枕銭には1ドル相当(470ドラム)。レストランでサービス料が含まれていない場合は勘定の10%ぐらいがめやす。 |
| 入出国関係 | パスポートの残存有効期間: 入国時に4ヶ月間の残存有効期間が必要。 ビザ: 必要。ズヴァルトノツ国際空港で取得するか、在外公館で取得する。 |
上記に『ビジネスアワー/電圧とプラグ/電話』をご案内しております。
1.ビジネスアワーについては平均的な営業時間帯を採用しております。しかし、全ての機関や会社、お店、レストランがその通りの時間帯で営業しているとは限りません。出発前もしくは現地に到着後、ご確認されますよう、お願い致します。
2.電圧とプラグについてはなるべく政府関係・政府観光局関係の資料を基に作成してありますが、ホテルによっては個別のアウトレット(コンセントの穴)を設置している場合がございます。アウトレットによって使用できるプラグの形が決まります。ご出発前にご確認されますよう、お願い致します。
3.電話のかけ方は一般的に電話局などから日本に直通電話をかける場合のかけ方をご紹介しております。かける場所(公衆電話、カード式公衆電話、空港や駅に設置の電話、ホテルの部屋に設置の電話)によってかけ方は異なります。ホテルから電話をおかけになる場合はフロントで、また、弊社の「ホテルでの宿泊を伴う現地発着プラン」を申し込まれたお客様はガイドや現地係員などにホテルから電話をかける方法をお聞き下さい。一部の国・地域では電話局からしかかけられない場合があります。また、コレクトコールのできない国・地域もございます。
| みどころ&アクティビティ | |
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| エレヴァン | エレヴァンはアルメニアの首都。7世紀頃から人が住み着いていたことがわかっており、アルメニア最古の街のひとつ。この街から眺める『アララット山(標高5,165m)』は、小アララット山(標高3,925m)を従えた姿で、たいへん美しい。街歩きや観光の途中、ぜひ、眺めていただきたい。 *マテナダラン(古文書館): アルメニア文字の歴史は5世紀まで遡ることができる。アルメニアの古文書や写本などを集めたこの古文書館では、5世紀から現代までの膨大な量の古文書を収集し、分析をしている。とくに聖書の翻訳はみごとで、時代によっていろいろな書体で書かれている。一般の人が見学できるのは、一部のみ。 *アルメニア人虐殺博物館: オスマン・トルコ時代末期から、20世紀に到るまでの間に、トルコ東部でトルコ人によって虐殺されたアルメニア人に関する記念碑と資料館。エレヴァン市の西方、ツィツェルナカベルドと呼ばれる丘の上にある。アルメニアの歩んできた苦難の歴史の一ページを見る思いがする。 *パラジャーノフ博物館: かつてのソ連映画界の巨匠、セルゲイ・パラジャーノフは実はアルメニア人。グルジアのトビリシで生まれ、ロシアで活躍(ただし、15年間に及ぶ活動禁止時期と5年間に及ぶ収容所生活を経験した)したパラジャーノフは、晩年をエレヴァンで過ごした。この博物館では彼の遺品や作品を展示している。 *ハチャトゥリアン博物館: 「ガイーヌ」や「スパルタクス」、「剣の舞」など、数々の名曲を世に送り出したアラム・ハチャトゥリアンもまた、トビリシで生まれ、モスクワで活躍したアルメニア人。そのハチャトゥリアンが帰省するたびに生活していた邸宅を博物館として公開している。 *歴史博物館: 郵便局・電話局やホテル・アルメニアなどに囲まれた『共和国広場』に面した博物館。現在のトルコ領、グルジア領などのかつてのアルメニア文化圏全てに関する貴重な史料を展示している。ズヴァルトノツ大聖堂の復元模型はここで見ることができ、ここで復元模型を見てから廃墟を見に行くと理解が深まるだろう。 *カトギケ・スルブ・アストヴァツァツィン教会: 12世紀から13世紀の間に建立されたとされる教会。ソ連時代に境内の大部分が取り払われたため、現在は小さな建物だけが教会として機能している。 *エレブニ遺跡: 紀元前782年に、当時この地域を支配していたウラルトゥの王によって築かれた城塞都市の遺跡。エレヴァンという地名は、エレブニに由来する。そのため、「エレヴァン発祥の地」として名高い。出土品を展示する博物館がある。 *ガルミール・ブルール遺跡: 市の中心から西へ7kmほど行った、ラズダン川のほとりにあるウラルトゥ時代の都市遺跡。この遺跡からの出土品も『エレブニ遺跡博物館』に展示されている。 [アクティビティ]<観光>: いくつかの旅行会社ではエレヴァン市内ツアー、エレヴァン郊外ツアー、アルメニア国内各地へのツアー、グルジアとの組み合わせのツアーを催行している。自分の目的や趣味に合わせて相談してみたい。 |
| エレヴァン近郊 | エレヴァン周辺には世界文化遺産に認定された『エチミアジン大聖堂』や『ズヴァルトノツ大聖堂跡』、『ゲガルド修道院』など、貴重な聖堂や修道院が残されている。アルメニア唯一のヘレニズム建築である『ガルニ神殿』も興味深い。 *リプシマ教会: キリスト教が国教となる以前のアルメニアに布教に訪れ、異教徒の王からの求婚を拒否して殉教した聖リプシマのために7世紀に建てられた美しい教会。 *エチミアジン大聖堂: アルメニア最古の教会にして、アルメニア正教の大本山。大聖堂、大司教庁、神学校などからなる。エチミアジンは、街が創設された2世紀初頭には首都として機能し、それ故この地に大聖堂が建立された。毎年のアルメニア正教暦のクリスマスには世界中のアルメニア正教徒が集まる。境内の十字架(ハチュカル)は国中から集められたもの。ユネスコの世界文化遺産に認定された。 *ズヴァルトノツ大聖堂跡: ズヴァルトノツ国際空港のある、ズヴァルトノツ。ここには7世紀に巨大な聖堂が建立された。しかし、10世紀にアラブの侵攻により、跡形もなく破壊されたしまった。歴史的に貴重な遺跡で、エチミアジン大聖堂とともにユネスコの世界文化遺産に認定された。 *ガルニ神殿跡: アルメニアに残された唯一のヘレニズム建築。アルサケス朝の支配下にあった1世紀に建立された神殿。アルサケス朝はアルメニア人の王朝であったが、ギリシア文明やローマ文明の影響を強く受けていたためヘレニズム建築様式で建てられた。地震によってダメージを受けたため、修復されている。地続きの一画に教会遺跡、浴場遺跡がある。 *ゲガルド修道院: 4世紀ぐらいから建設が始まったと言う、修道院。現在見られるものは13世紀のもの。基本は洞窟寺院で、岩を彫りぬいて聖堂、廟、僧房が築かれている。周辺の岸壁にはいくつものの穴が穿たれているが、これは昔の修道士たちが禁欲的な生活を送っていた場所。ユネスコの世界文化遺産に認定されている。 *ホルヴィラップ修道院: エレヴァンから南下し、トルコとの国境(トルコとの国境は現在閉鎖中なので注意のこと)に近い場所にある修道院。アルサケス朝時代の啓蒙家グリゴルが幽閉されていたという地下牢が現存するが、修道院自体は17世紀の建物。この修道院とアララット山、小アララット山を背景にするとアルメニアらしい風景画が描け、風景写真が撮れる! *アラガツ山: 標高4,090mのアルメニアの最高峰。エレヴァンの北西50kmほどの場所に聳える。ここの周辺はクルド人の居住区となっており、独自の文化を守って生活している。訪れる際には旅行会社で土地情勢などを聞いた上で相談のこと。 |
| セヴァン湖周辺 | 『セヴァン湖』はエレヴァンの北東、約80kmのところに位置する、面積1,360kuのコーカサス最大の湖。湖のある地域の標高は1,900m。美しい高原の湖で、「コーカサスの真珠」と呼ばれる。夏には湖水浴もできる。エレヴァンからは日帰りツアーで訪れることができる。周辺には芸術的な十字架“ハチュカル”が多く残されている「ノラドゥズ」、9世紀にバグラット王朝によって建立された『聖アストヴァツァツィン修道院』や、ウラルトゥの都市遺跡『ルチャセン遺跡』がある。セヴァン湖の北方、グルジアとの国境に近いディリジャンの街の郊外には11〜13世紀に建立された森林の中の修道院『ハガルツィン修道院』が、また山間の小村ゴシュには12〜13世紀に建立された『ゴシャヴァンク修道院』がある。セヴァン湖からかなり南に下ったところに“アルメニアのストーンヘンジ”と呼ばれる紀元前4,200年に造られたZORATS QAR天文台がある。 |
| アラヴェルディ周辺 | グルジアとの国境に近い、デベド渓谷の谷の底にはアラヴェルディの街がある。この街の近郊にはユネスコの世界文化遺産に認定された『ハグパット修道院とサナヒン修道院』や、『オズン教会』がある。 *ハグパット修道院: バグラット朝のアッバス王の時代に基礎が築かれ、その後11世紀から13世紀にかけて増築されて現在の形になった。聖グレゴル教会、図書館、鐘楼、僧院など、ほぼ完璧な状態で残っており、アルメニアでも最も保存状態がよい修道院。サナヒン修道院とともにユネスコの世界文化遺産に認定されている。 *サナヒン修道院: 10世紀頃に建立された修道院。10世紀頃にこの地を支配していたタルシ・ツォラグト朝の庇護の下で隆盛を極めた。中世のアルメニアに於ける学問・芸術の中心として存在した。境内には聖アストヴァツァツィン教会や、石柱の立ち並ぶ回廊、図書館、聖グレゴルの礼拝堂などがある。ハグパット修道院とともにユネスコの世界文化遺産に認定されている。 *オズン教会: 6〜7世紀に建立された石造りの美しい教会。近くには聖書の一文を引用して刻まれた石碑が建つ。 |
| ゴリス地方 | ゴリスはアルメニア南部に位置する街で、19世紀にドイツ人によって建設された。ゴリスから東へ10kmほど行ったところに『ホンツォレスク渓谷』があるが、この渓谷の崖に無数の穴があいた場所がある。ここは穴居の跡で、実際に1960年代までは人が暮らしていたそうだ。その特異な景観から【アルメニアのカッパドキア】とも称される。いちどは訪ねてみたい。 |
| 【注意】 ナゴルノ・カラバフ について・・・ |
ナゴルノ・カラバフ地方は国際的にはアゼルバイジャンの領土ということになっている。しかし、アルメニア人が多く住むこの地域は、1992年1月に独立を宣言した。アルメニアの後押しがあったわけで、そのためにアルメニア、アゼルバイジャン両国の関係は最悪の状況になっている。ナゴルノ・カラバフが独立国であることを承認しているのは、世界でもアルメニアのみ。アルメニア側から訪れることができるようになっているが、この地域には外務省が【渡航の延期をおすすめします】を発布している。アルメニア、アゼルバイジャン両国の国交が正常化されるまでは同地域への渡航は控えるべきである。 |
| アクセス方法と他国との組み合わせ | |
|---|---|
| 直行便 | なし |
| 経由1 | オーストリアのウイーン: ウイーンへは日本からオーストリア航空の直行便が就航。ウイーンからはエレヴァンまでオーストリア航空が就航。 |
| 経由3 | ロシアのモスクワ: モスクワへは日本からアエロフロート・ロシア航空の直行便が就航。モスクワからはエレヴァンまでアエロフロート・ロシア航空が就航。 |
| 経由4 | トルコのイスタンブール: イスタンブールへは日本からトルコ航空の直行便が就航。イスタンブールからはエレヴァンまでアルメニア航空が就航。 |
| 国内線 | なし |
| 他国との組み合わせ | グルジアとの組み合わせが一般。 |
| 他国との組み合わせの一例 | 例えばアルメニア+グルジア: アルメニアでもグルジアでも世界遺産めぐりが主体となる。コーカサスの田舎の暮らしや食文化に触れる旅も楽しい。PALMでは、アルメニア観光後、グルジアを訪れ、世界遺産アッパー・スワネティでホームステイをする現地発着プランをご用意。グルジアからトルコ、アゼルバイジャンに足を延ばすこともできる。 |