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オマーン

国のあらましみどころ&アクティビティアクセス方法と他国との組み合わせ

アラビアン・ナイト、シンドバッド、乳香・・・ オマーンという国名を耳にするとこんなイメージが湧いてきますね。7つの海を渡った船乗りシンドバッドは、オマーンのソハール港から船出をしたとされています。ソハールはイエメンのアデンと並び、海のシルクロードの重要な中継点のひとつでした。オマーンという国は北はオマーン湾、東はアラビア海に面しており、古くから海上貿易で栄えてきました。中世になるとオマーンの勢力は東アフリカにも及ぶようになり、一時はポルトガルによって本国ともども制圧されたものの、再び18世紀には東アフリカにおいて隆盛を極めました。現タンザニアのキルワやザンジバル島、現ケニアのモンバサ、マリンディ、ラム島などでは、かつて海を渡って活躍したオマーンの隆盛の軌跡を見ることができます。オマーンは世界遺産の宝庫。これらを目当てに訪れる人も多いとか。オマーンには世界遺産以外の貴重な史跡も多く、訪れる人を唸らせる名勝もあります。アラビアン・ナイトの時代を偲びながら、オマーンを旅してみませんか?

 マスカット郊外(イメージ)

国のあらまし
正式国・地域名 オマーン国
面積 約310,000ku
首都・首府 マスカット
元首/政体 元首: カブース・ビン・サイード国王(スルタン)
政体: 君主制
人口/民族構成 人口: 約2,340,000人
民族構成: アラブ人(内、オマーン人は約80%)
宗教/言語 宗教: イスラーム教(イバード派が多数)
言語: 公用語:アラビア語。英語も比較的通じる。
通貨と為替 オマーン・リアル(RO)。補助単位はバイザ(Bzs)。
紙幣:100、200、500Bzs、1、5、10、20、50RO ・・ 硬貨:5、10、25、50Bzs。
為替レート:1Dh=約278円(2005年調べ)。
ビジネスアワー 官公庁: 土〜水の7:30〜14:30
会社: 土〜水の8:00〜12:00、木の8:00〜11:00
銀行: 土〜水の8:00〜12:00
お店: 土〜水の8:00〜13:00、16:30〜22:00頃
レストラン: ランチタイムとディナータイムに分けて営業しているお店が多い。ラマダン(断食月)中は日没までお店を開けない商店やレストランが多い。
時差とサマータイム 日本より5時間遅れ。日本が正午のとき、オマーンは午前7時。
サマータイムはない。
気候と旅行シーズン 気候は極端で、年間を通し、湿度が高い(時として100%。特にオマーン湾岸のマスカット、ソハール、スール、東海岸にあるサラーラはその傾向が顕著)。砂漠にあるニズワなどは乾燥していて湿度は低い。オマーン湾岸も砂漠地方も夏の4月〜10月は日中の気温が40℃〜50℃にもなる。アラビア海に面したサラーラは夏の間も平均気温が30℃ぐらいだが、6〜9月はモンスーンの影響でかなり雨が降ることがある。オマーンの旅行シーズンは日中でも気温が20℃ぐらい(サラーラは25℃〜28℃)になる11月〜3月がベスト。ただ、この時期は朝晩冷え込むので、羽織れるものを用意したい。年間を通し、日差し対策も必要。
電圧とプラグ 電圧230V、50Hz。
プラグは『BF』、『B3』。
電話 国際電話は電話局などからかけられる。
*日本からオマーンへ:国際電話会社番号+国際電話識別番号010+オマーンの国番号968+相手の電話番号
*オマーンから日本へ:国際電話識別番号00+日本の国番号81+市外局番(最初の0を取る)+相手の電話番号
水道水の飲用不可。ミネラル・ウォーターか湯冷ましを飲むほうがいい。
チップ 最近はチップをあげるのが習慣になりつつある。枕銭は300Bzs、レストランでサービス料が含まれていない場合は勘定の10%がめやす。
入出国関係 パスポートの残存有効期間: 入国時に3ヶ月間の残存有効期間が必要。
ビザ: 必要。日本で取得するか、マスカットのシーブ国際空港到着時に2週間滞在可能な観光ビザをRO5を支払って取得する。国境ではビザは取得できないので注意。【オマーン国大使館】東京都渋谷区千駄ヶ谷2−28−11 TEL: (03)3402−0877 FAX: (03)3404−1334

上記に『ビジネスアワー/電圧とプラグ/電話』をご案内しております。
1.
ビジネスアワーについては平均的な営業時間帯を採用しております。しかし、全ての機関や会社、お店、レストランがその通りの時間帯で営業しているとは限りません。出発前もしくは現地に到着後、ご確認されますよう、お願い致します。
2.電圧とプラグについてはなるべく政府関係・政府観光局関係の資料を基に作成してありますが、ホテルによっては個別のアウトレット(コンセントの穴)を設置している場合がございます。アウトレットによって使用できるプラグの形が決まります。ご出発前にご確認されますよう、お願い致します。
3.
電話のかけ方は一般的に電話局などから日本に直通電話をかける場合のかけ方をご紹介しております。かける場所(公衆電話、カード式公衆電話、空港や駅に設置の電話、ホテルの部屋に設置の電話)によってかけ方は異なります。ホテルから電話をおかけになる場合はフロントで、また、弊社の「ホテルでの宿泊を伴う現地発着プラン」を申し込まれたお客様はガイドや現地係員などにホテルから電話をかける方法をお聞き下さい。一部の国・地域では電話局からしかかけられない場合があります。また、コレクトコールのできない国・地域もございます。

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みどころ&アクティビティ
マスカット オマーンの首都であるマスカットは、いくつかの地区から成り立っている。観光旅行者にとって馴染みのある地区は、そのうちの『オールド・マスカット地区』、『ムトラ地区』、『ルイ地区』の3箇所。

オールド・マスカット: オールド・マスカットはこの国の政治の中心。『城壁』で囲まれた古色蒼然とした街。みどころは港を守るように建つふたつの中世の砦『ミラニ砦』『ジャラリ砦』、かつてのフランス領事館を改造し、友好関係を保つオマーンとフランスの文化・歴史について展示している『オマーン・フランス博物館』そしてオマーンの伝統的な民具や工芸品を展示している『ベイト・アル・ズベール』などがある。

ムトラ: ムトラはオールド・マスカットの西、カブース港を中心に発展した地区。ここではさまざまなものが売られているアラブらしい『ムトラ・スーク』を見てみたい。ほかにはカブース港を守るように建つ中世の砦『ムトラ砦』がある。『海岸道路』は遊歩道になっており、そぞろ歩きも楽しい。香炉の形をした展望台などもある。ムトラ地区には比較的安い宿が何軒かある。

ルイ: ルイはマトラーの西にある、この国の商業の中心。さまざまな商社や商店が立ち並んでいる地区。みどころは古い住居を改装し、オマーンの民族衣装や民具などを展示している『国立博物館』、オマーンでも最も古い建物(砦)のひとつを改装した『王立国軍博物館』などがある。この地区には比較的宿泊料金の高いホテルが多い。

リゾート地区: ルイから西の海岸地区は、高級ホテルの並ぶリゾート地区となっている。オマーン湾のきれいなビーチで遊ぶならここ。

[アクティビティ
ダイビング>: オマーン湾
には珊瑚礁が発達した場所が多い。また、マンタなどの大物に会うチャンスもある。
観光>: いくつかの旅行会社ではムサンダム地方、サラーラなどへのツアーや、マスカット市内観光、砂漠地帯(ニズワなど)観光、砂漠へのドライブなどのエクスカーションを催行している。個人手配も可能だが、出発前に連絡をとってアレンジしておくとスムース。
詳しくは店長まで
オマーン湾沿岸 オマーン湾沿岸とその周辺にもみどころは多い。ここでは『バルカ』、『ナハル』、『ルスタック』、『アル・ハズム』、『ソハール』をご紹介する。

バルカ: マスカットの南西、オマーン湾に面した街。ここでのみどころは豪壮な建築の『バルカ砦』、海岸の砂浜にまで店が広がるユニークな『バルカ・スーク』とスーク近くの海岸を守る『城塞』、そして『復元された古い家』

ナハル: オマーンの屋根、ハジャール山地の麓にある街。広大な敷地を持つ『ナハル砦』がみどころ。

ルスタック: 規模が小さくともオマーンの砦の中でも重要視されている『ルスタク砦』がある。また、温泉地として人気『アイン・アル・カスファ』がある。

アル・ハズム: オマーンの砦の中でも重要視されている『アル・ハズム砦』がある。この砦は門や通路に美しい装飾が施されている、印象深い砦。

ソハール: 「アラビアン・ナイト」によると船乗りシンドバッドが船出したのはソハールの港ということになっている。実際、古来よりソハールの港は重要な役割を果たしており、東アフリカから中国・広州あたりまで貿易の手を伸ばしていた。みどころとしては『ソハール砦』。砦の中には博物館があり、近郊で発掘された遺跡に関する展示が興味深い。
山岳・砂漠地帯 オマーンの屋根、ハジャール山地の周辺には、歴史的に重要な街や遺跡が多い。ここでは『ニズワ』、『バフラ』、『ジャブリン』、『バット、アル・フトゥム、アル・アイン遺跡』、そして砂漠地帯の中にあり、UAEのアル・アインとの国境に位置する『ブライミ』をご紹介する。

ニズワ: ハジャール山地の東に聳えるジュベル・シャムスの南東の麓にある街で、オマーン観光のハイライト。ここは城壁に囲まれており、城塞の入り口には17世紀に築城された有名なニズワ要塞がある。ニズワの台所『ニズワ・スーク』にも立ち寄ってみたい。

バフラ: 12kmにも及ぶ城壁『バフラ城塞』に囲まれた街。このバフラ城塞は世界文化遺産に認定されている。

ジャブリン: ニズワ近郊にある街。17世紀に宮殿として建てられたが、同時に学校の役割も果たしていた『ジャブリン城』がこの街のみどころ。

バット、アル・フトゥム、アル・アインの遺跡: 荒野に散らばる積み石の古墳群。古いものは紀元前3世紀にも遡る。これらも世界文化遺産に認定されている。

ブライミ: アラブ首長国連邦(UAE)のアル・アインと国境を越えて行き来できるオアシスの街。ブライミからアル・アインに観光に行くこともできる。アル・アインにはラクダ市や古墳もある
アラビア海沿岸 アラビア海沿岸には大きなみどころがふたつある。ひとつはマスカットの南東部に位置する『スール』周辺。いまひとつはイエメンとの国境に近い『サラーラ』。どちらもオマーンの歴史上、重要な場所。

カルハット: 首都マスカットから海岸線を南下。天然ガス液化プラントで有名なカルハットの街には、重要視されている遺跡がある。『ビビ・マリヤムの墓』と呼ばれる神殿のような墓。カルハットは13世紀から14世紀にかけて海上貿易によって栄えた港町で、古くはマルコ・ポーロやイブン・バトゥータもこの地をおとずれたとされる。

スール: カルハット以上に重要な港町であったスール。ここでは伝統的なダウ船を見ることができる。街には『ダウ造船所』があり、見学も可能。ダウ船の模型はここならではのお土産。

サラーラ: カブース国王の生誕地であるサラーラは、首都マスカットから1,000m以上、南に位置する南部の中心都市。ここは石油以前のオマーンの主要産業であった乳香の産地でもある。みどころとしては、オマーンの民俗などの展示がされている『サラーラ博物館』、食品や香炉、お土産などが売られている『市営市場』、貴金属が売られている『ゴールド・スーク』などがある。海岸沿いには世界文化遺産【乳香の道】を構成する港湾遺跡アル・バリード遺跡がある。サラーラの郊外には、【乳香の道】を構成する遺跡が目立つ。乳香の交易で繁栄したホール・ルーリのサム・フラム遺跡が、サラーラの北100kmほどの所にあるウバールの近くには世界遺産認定のきっかけとなったシスル遺跡がある。
ムサンダム ムサンダム半島はアラブ首長国連邦のフジャイラ首長国、ラス・アル・ハイマ首長国に挟まれたオマーンの飛び地。この地は美しい入り組んだ海岸線が、あたかも北欧のフィヨルドのようになっている。この地を個人で訪れるのは難しい為、ツアーに参加するのがベスト。ツアーはオマーンからも、アラブ首長国連邦からも出ている。オマーン側から訪れる場合は空路が、アラブ首長国連邦から訪れる場合は陸路が一般的。中心となる街はハッサブで、16世紀にポルトガルによって建てられ、17世紀にオマーンに奪還された『ハッサブ砦』がある。また、観光のハイライトは『シム湾』。ここは深く切り込んだ入江を観光する拠点で、19世紀に英国が通信用のケーブルを引いた『テレグラフ島』、漁村『シービ』などがみどころ。

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アクセス方法と他国との組み合わせ
直行便 なし
経由1 デュバイ: デュバイへは関空からエミレーツ航空が毎日1便就航している。デュバイからマスカットへは同じくエミレーツ航空が毎日就航。
経由2 カタールのドーハ: ドーハへは関空からカタール航空の直行便。ドーハからマスカットへカタール航空が就航。
経由3 東南アジア: 香港、バンコク等へは直行便多数。香港、バンコク等からエミレーツ航空がデュバイ経由で就航。
国内線 マスカットとサラーラ、スール、ムサンダム地方には国内線が就航している。
他国との組み合わせ オマーンとの組み合わせはアラブ首長国連邦が一般的。ほかにカタールや東南アジアとの組み合わせもある。
他国との組み合わせの一例1 例えばデュバイ+オマーン: オマーンでは世界遺産めぐりオマーンは史跡の宝庫なので見ごたえがある。アラブ首長国連邦ではデュバイを基点にアル・アインなどに足を延ばし、アラビア文化を満喫する。
他国との組み合わせの一例2 例えばデュバイ+オマーン+(他のアラビア半島の国々): オマーンでは世界遺産めぐりオマーンは史跡の宝庫なので見ごたえがある。アラブ首長国連邦ではデュバイを基点にアル・アインなどに足を延ばし、アラビア文化を満喫する。エアパスを使えばサウジアラビアを除く、他のアラビア半島の国々へも行くことができる。史跡と世界文化遺産の宝庫イエメン、そして知られざるクウェートバーレーンカタールも。
他国との組み合わせの一例3 例えばデュバイ+オマーン+東アフリカ: エミレーツ航空を利用してドバイ経由で東アフリカに行き、オマーンの影響を受けたケニアのラム島やタンザニアのザンジバル島などを訪れる。そして、エアパスでオマーンを往復し、東アフリカの島々に影響を与えたオマーンの文化を見る。オマーンは世界遺産の宝庫なので見ごたえがある。